世界的に人気が上昇中! Binance(バイナンス)の特徴まとめ そのメリット、デメリットとは?

圧倒的な取引量&取引銘柄を誇る、世界最大の取引所
仮想通貨投資に慣れてくると、より成長の見込みのあるマイナーアルトにも興味が湧いてくるもの。しかし、国内では主要コイン以外の取扱がないため、チャレンジすることができません。そこで海外に目を向けたときに、現在最も人気がある取引所がこの「Binance(バイナンス)」です。
バイナンスはもともと香港で2017年に創業した取引所ですが、うなぎ登りに評価を高め、国内の投資家の間でもナンバーワンと言っても過言ではありません。それでは、バイナンスの特徴と、利用する上でのメリットとデメリットを紹介します。
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【Binance(バイナンス)の企業詳細】
運営会社 | Binance |
所在地 | 本社非公開 (支社:シンガポール、台湾、韓国、ドイツ、 フランス、ロシア、インド、ベトナム) |
設立 | 2017年7月 |
代表 | Changpeng Zhao |
資本金 | ー |
認可 | なし |
株式 | 非上場 |
主な出資企業 | ー |
取扱通貨 | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) リップル(XRP) ビットコインキャッシュ(BCH) ライトコイン(LTC) カルダノ(ADA) リスク(LSK) アイオータ(IOTA) ネオ(NEO) レッドパルス(RPX) トロン(TRX) ビットコインゴールド(BTG) その他80銘柄以上 *BTC、ETH、USDT建のみ |
取引手数料 | 一律 0.1%、BNB利用で0.5%(1年間) |
交換方式 | 取引所 |
レバレッジ取引 | なし |
モバイルウォレット | あり(Android、iOS:ベータ版) |
Binance(バイナンス)は、もともと中国で設立した海外の仮想通貨取引所です。昨年までは圧倒的な手数料の安さ、取扱通貨の多さが投資家の注目を集め人気を博していましたが、Zhao代表による誠実な運営方針に対しての信頼が高まっており、世界一の取引量を誇る取引所となりました。
海外の取引所のため、通貨の購入はBTC、ETH、USDT建で行います。日本から利用する場合は、まず国内の取引所でBTC、ETHを購入し、バイナンスのアカウントに送金して行います。
CEOは、カナダ育ちで日本に所縁がある金融エンジニア
代表のChanpeng Zhao(CZ)氏は、中国で生まれた後に家族でカナダ・バンクーバーへ移住。モントリオールにあるマギル大学でコンピュータサイエンスを学んだ後、東京とニューヨークに滞在し、東京証券取引所の取引システム構築などに携わります。その後、ブルームバーグにて先物取引向けのソフトウェア開発に従事。
2005年より上海で株取引の高速取引システムで知られるFusion Systemsの立ち上げや、Blockchain.infoにてウォレット開発チーム、取引システムプロバイダーのBijie Techの操業などを行った後、2017年7月から、仮想通貨取引所「Binance」を立ち上げました。
金融系システムの構築を専門にしていたエンジニアがCEOということもあり、良心的な手数料、数々のクラッキング(不正アクセス)に晒されながらも継続的に運営を行っている実績などが評価され、現在最も注目される取引所となっています。
He's behind the world's largest cryptoexchange -- an operation he's had to move across borders 3 times to stay ahead of regulators.
— Forbes (@Forbes) 2018年2月10日
Meet "CZ" https://t.co/8ImYoZEV0Y pic.twitter.com/UxHrWLTVJv
その活躍は世界的にも注目されており、2018年2月には米Forbes誌の表紙を飾るほど。世界各地にも支店を広げており、今後の展開にも期待が高まっています。
取引手数料が格安で、取扱銘柄も多い
上の表でも紹介していますが、Binandeでは取引手数料は一律0.1%と設定されています。ビットバンクの0.05%にはかないませんが、国外の取引所であるPoloniex(0.15〜0.25%)、Bittrex(0.25%)などと比べると比較的安く設定されています。
取引銘柄は、表に明記した通貨を含め80種類以上で、毎月のように新規銘柄が上場しています。日本では数種類の主要銘柄しか取り扱いがない取引所が多いため、より爆益の可能性が見込めるマイナーアルトを購入したい方におすすめです。
また上場のタイミングに居合わせると、一瞬だけその通貨が通常価格の数倍の値をつけることが頻繁に発生します。上場が活発な取引所にアカウントを開いておくことで、上場による爆益を狙うチャンスがあると言えます。
現在、海外最大手の1つであるBittrexが新規登録を停止しているため、もっとも手軽な海外取引所となっています。
手数料を安く抑えながら、豊富なアルトコイン銘柄を探している投資家にとって魅力たっぷりな取引所です。
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すべてのアルトがBTC、ETH建で売買可能
Binanceのもう一つの魅力として、サイトやアプリが非常に使いやすい設計をしている点です。ほぼ全ての銘柄がBTC、ETH建で売買することができるため、どちらかが暴落した際にもカバーができます。
そのほか、BTC、ETH、NEOなどの主要コインではUSDT建での取引ができるため、一時退避したい場合に便利です。
サービスが安定していて透明性がある
バイナンスの人気を押し上げている要因の一つに、運営の安定感があります。バイナンスは度々ハッキング被害にあっていますが、大きなトラブルは起きておらず、CEO自らが公表するなど透明性があります。
#Binance Hacker Bounty has just been announced.
— Binance (@binance) 2018年3月11日
Even though the hacking attempt against Binance on March 7th was not successful, it was clear it was a large-scale, organized effort. This needs to be addressed.https://t.co/KzeaRUqxK4
(編集部訳)3月7日のハッキング攻撃は失敗に終わりましたが、非常に大きな組織的犯行でした。この件に関してはしっかり調査されるべきです。
このハッキング被害に関しては、重要な情報を提供した人に25万ドル相当のバイナンスコイン(BNB)を提供すると発表。ハッカーにしました。
また、今年3月に金融庁から警告を受けた際には、すぐにその事実をTwitterで公表。対応の早さと透明性の高さを示しました。
We received a simple letter from JFSA about an hour ago. Our lawyers called JFSA immediately, and will find a solution. Protecting user interests is our top priority.
— CZ (@cz_binance) 2018年3月23日
(編集部訳)1時間ほど前、JFSAから端的な通知を受け取りました。弁護士がすぐにJFSAに電話し解決策を検討しています。顧客利益の保護が最優先事項です。
バイナンスを使用する上での注意点
海外取引所の中でも透明性を意識した運営をしているバイナンスですが、海外取引所ということもあり、日本人が利用する上では注意点もあります。
- 日本円は使用できない
- 国外取引所のため、何かあった場合の保証はほぼない
バイナンスは海外取引所のため、国内から利用する場合、BTCやETHなどの仮想通貨を送金し、それを資金としてアルトコインの購入を行うことになります。
バイナンスのオススメ度
企業安定度 | 初心者 | 使いやすさ | 手数料 |
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流動性 | セキュリティ | 取扱通貨 | システム安定度 |
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総合評価 |
4.12 |
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