プレイバックNEM~起源に迫り、未来に臨む

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2019年後半、NEMは新しいコアエンジン「Catapult」を搭載したNEM2へと進化する予定です。その大型アップデートを前に、誕生時のNEMのことを当時の記事から振り返ってみようと思います。そこからNEMの理念や現在の仕様、目指すべきところを再確認できると思います。尚、原文は古いものなので、当時と現在ではNEMに関わる人や予定されていた技術仕様などが変わっていることもあり一部をカットしていますが、どういう思いで作られたのか、何を目指す暗号通貨なのかなど、理念的な部分は存続している(←重要)と考えますので、ぜひそういった点に着目して頂ければと思います。(時には、「誰が言ったか」よりも「何を言ったか」に重点をおいて理解することも必要で、それが出来なければ、意に反して中央的だったり宗教的だったり独裁的だったりな方向に偏っていくのかなとも思うことがあります)本記事の元となるのは2015年4月1日及び7日に暗号通貨メディアより配信されたものです。ネメシスブロックと呼ばれるNEMの最初のブロックは2015年3月29日で、世間にお知らせという形で「公開」されたのは同3月31日、そのすぐ後の記事になります。記事は記者から元コア開発陣の関係者へのインタビュー形式となっています。枠外で筆者の知識の範囲内で補足を入れておきます。では読んでいきましょう。ローンチ時のNEM公式サイトのトップページ*1…後にメインの開発者は5人ではなく、現在も開発を精力的に続けているGimre、BloodyRookie、Jaguarの3人であることが判明します。その他の2名はほぼ開発には関わっていなかったようです。XEM市場価格の値上がり興味が多勢であることは受け入れるべきことですが、「アイデアないし開発者じゃないし」と、ただ期待して待つのではなく、経済圏に参加する(例えばNEM関連アプリやサービスを使い、...



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