2020年、NEM2.0の生態系はCatapultでこう変わる

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2020年2月もしくは3月、3年以上費やしたCatapultがいよいよローンチを迎える。これまで大きく界隈を賑わせたNEMの話題といえば、盗難事件と財団倒産誤報の2件だったが、Catapultにより本質的な部分がようやく大きな話題になるだろう。瞬間最大風速はそれほどでもないかもしれないが、しかしそのインパクトは実際のユースケースを伴って徐々にかつ着実に界隈を震撼させていくかもしれない。CatapultのローンチによってNEMの生態系の中心となる部分がどのように変わるのか、インフォグラフィックのようなものを作って、自分なりに簡単に整理して2019年を終えようと思う。以下、現在の状態を「NEM」、Catpult後を「NEM2.0」と表現する。それらにサービス等を提供する企業や個人、取引所、通貨保有アカウントが集まった群をエコシステム(ビジネス生態系)とする。現在はこのようなイメージ。NEMのノードのコアサーバーは「NEM Infrastructure Server(NIS)」という名前である。300万XEM以上を保有したスーパーノードにハーベスター(H)がぶら下がったグループが多数存在して分散化を形成している。
※正常に稼働していないもの、スーパーではないノードもあるそして、テックビューロ社のプライベートチェーン製品である「mijin」が存在する。mijinのバージョン2のコアはCatapultであり、それがパブリックにも搭載されようとしているのが今である。そしてNEM2.0ではこのように進化すると思う。新しいコアサーバー「Catapult」を搭載した新しいチェーンは現在のNEMをアップデートさせることができないため、新しいチェーンが誕生することになる。それはNEM法人ら主導により「Symbol(Y)」というブランド名で主としてエンタープライズ(大企業)へのアプローチを高...



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