ブロックチェーンを活用したモバイル決済[ソフトバンクなど通信事業者の取り組み]

Q 12


記事のポイント

スマホ決済、ブロックチェーン技術を活用
海外でも換金なしに、自国通貨で決済
利便性・安全性の向上

2月22日、ソフトバンクをはじめとした世界の通信事業者が主体となっているブロックチェーンコンソーシアム、CARRIER BLOCKCHAIN STUDY GROUP(CBSG)は、ブロックチェーンを使ったモバイル決済の実地実験を成功させたことを発表した。
 
ブロックチェーン技術を活用したスマホ決済
実験はソフトバンクと台湾の遠傳電信が、互いの提供するネットワーク・モバイルを利用して決済を行うというもので、今年1月に行われた。通信事業者のネットワーク上で決済を済ませることで、利用者は換金を必要とせずに自国通貨で決済を完了させることができ、クレジットカードの海外取引手数料を支払う必要がなくなる。また、今回の実験ではキャリアビリングが採用されており、決済に関する手間も減るものとなっている。
CBSGは、今回の試験が成功したこととから、利用者の負担軽減・利便性向...



つづきを読む

Follow Us

最新情報をお届け