インド、ブロックチェーンを活用し顧客情報登録

インドのアンドラ・プラデシュ州警察は地元のホテルに対し、ブロックチェーンを活用した顧客情報登録システムの利用を命じた。
このシステムは同じく地元のスタートアップ企業ZebiがブロックチェーンとAI(人工知能)を組み合わせて開発した新しいセキュリティシステムで、ホテルの宿泊客の個人情報を安全に保管し、顧客の利便性向上・犯罪抑止として機能することが期待されているものだ。このシステムでは、警察のデーターベースとも提携しており、顧客が犯罪者や行方不明者ではないか照合される。
このシステムは既に有名ホテルを含む200以上のホテルに提供されているようだ。顧客のプライバシーと考える方もいるかもしれないが、もともとインドの法律で,ホテルには毎日顧客情報を警察に提供する義務があるため、このシステムの導入はホテル側の記入の手間、報告の手間、また警察側も確認の手間を省く効率化に役立っているようだ。今までの顧客情報は登録用紙に書く必要があり、それらの運搬、保管の管理体制などの問題があったという。...
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