ジンバブエで新たな取引所開設

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今まで暗号通貨取引所Golixの独占状態が続いていたが、新たにStyx24という名の取引所が開設されたことでその状態は大きく変わろうとしている。しかしこの2つの取引所はどちらも政府の認可を受けていないため、今後どうなっていくのかはまだ不透明だ。
現在ジンバブエでは政府が100兆ジンバブエドルを発行したことで、異常な財政的・金融的危機に陥っている。もはや価値のなくなった同国発行の通貨では価値の安定しているアメリカドルの入手は困難で、入手自体に高い手数料が発生するのだが、そもそもアメリカドルの売買は違法となっており購入するにはブラックマーケットを利用しなければならない。こういった経済状況から国民は政治社会情勢に影響を受けない特徴を持つ暗号通貨の仕組みは受け入れやすく、むしろ信用できるものとなっている。しかし今後の政府の動向によってはそれすら禁止されることもありうる。Golixの代表Tawande Kembo氏は「幾度も政府との話し合いを持ち掛けたが答えは得られていない。認可や...



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