インド最高裁、政府に法規制策定を命令[インドでの環境に変化は]

記事のポイント
インド最高裁、法規制策定の命令
難航するインドでの法策定
暗号通貨規制のない状況打開なるか
2月25日、インドの最高裁判所はインド政府に対し、暗号通貨法規制を4週間以内に策定するよう命じた。最高裁は2018年にも公式見解を11月までに示すよう要請を行っていたが、政府による公式見解は未だ明らかにされていない。今回は要請ではなく「命令」であり、従わない場合には、最高裁判所の法解釈によって、現在行われている暗号通貨規制に関する訴訟問題の判決が下される。
インドの規制、難航
現在インドでは暗号通貨に関する法規制・公式見解は存在していない。一方で暗号通貨を危険視しているインド準備銀行(RBI)による「暗号通貨取引を行う企業・個人に対して金融機関はサービスを停止」「国内での暗号通貨は全面的に禁止」という規制が存在しており、現在同国では公式な見解が示されないままに暗号通貨取引が制限されている状態であり、企業はもちろん個人も暗号通貨関連の活動は活発に行えない状態と...
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